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福島の子どもたちに甲状腺がんが多発している?

福島県知事 佐藤雄平 殿:

福島県における子供たちの甲状腺がんの発生率が異常なほど高くなっていることに、大変驚き不安を感じております。現時点では、福島県で甲状腺がんの発生率が劇的に増加していることと、原発事故との関連性は正式に認められておりませんが、健康面における重大な緊急事態となる可能性もあるのです。私たちは、放射能高汚染地区に住む子供たちが必要であるならば治療を受けられるよう、甲状腺がんのスクリーニング検査を行い、この国家的緊急事態に迅速に取り組むよう要請します。

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最近の署名者

福島の子どもたちに甲状腺がんが多発している?

福島県における子どもの甲状腺がんの発生率が異常なほど高くなっています – すでに事故当時18歳以下だった3人が甲状腺がんと診断され、さらに7人に疑いがあると発表されました。それにもかかわらず、福島県知事は適切な対策を取ろうとしません。しかも、事態はさらに悪化するかもしれないのです。福島原発災害以降、日本における小児甲状腺がんの発生率は75倍も増加していることになります。福島の子どもたちの健康を脅かすこの事態に、迅速な対策をとるよう県知事に訴えましょう。

甲状腺がんは早期に発見すれば治療できることが多く、専門家は放射能高汚染区域に住む子供たちへのスクリーニング検査を直ちに行う必要があると言います。しかし、福島県知事は子どもたちの安全を確認すべく徹底的な調査を行う代わりに、「原発事故とがん発生の因果関係があるとは思われない」との見解を示し、この状況に見て見ぬふりを決め込んでいます。佐藤県知事は重い腰を上げようとしませんが、日本中から巨大な抗議の声を上げれば、真剣に向き合ってほしいという市民の願いが県知事にも届くでしょう

福島の子どもたちに原発事故の責任はありません。しかし、事故の結果を引き受けて生きていかなければならないのは、その子どもたちです。佐藤県知事あての嘆願書に署名し、放射能高汚染区域に住むすべての子どもたちに甲状腺のスクリーニング検査を行うよう要請しましょう。署名が3万人分集まりましたら、Avaazのスタッフが佐藤県知事に直接嘆願書を届けてまいります



関連情報

東日本大震災2年:女たちの復興/下 子どもの命を守りたい 毎日新聞:
http://mainichi.jp/feature/news/20130306ddm013040027000c.html

福島県民健康管理調査における甲状腺がん発見の報道を受けて MIN-IREN:
http://www.min-iren.gr.jp/seimei-kenkai/2013/130218_01.html

福島子ども調査:甲状腺がん、新たに2人 他7人に疑い 毎日新聞:
http://mainichi.jp/select/news/20130214k0000m040061000c.html

【プレスリリース】専門家・医師・弁護士らが、 福島原発事故による健康影響の検査・医療体制強化を求め緊急提言を発出 FOE Japan:
http://www.foejapan.org/energy/news/130228.html

「福島県県民健康管理調査の問題点および健康管理のあり方に関する緊急提言」の提出について FOE Japan:
http://www.foejapan.org/energy/evt/pdf/130307_01.pdf
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